UKオリジナル盤専門の中古レコード店
■ 「UKオリジナル盤」の表記について

当店では『そのタイトルにおいて最も発売時期に近い初期に、イギリスでプレスされたレコード』に対して、''UKオリジナル盤'' という言葉を使用しています。

たとえば、アメリカのアーティストがアメリカでリリースした作品の場合、正式にはアメリカ初期プレスがオリジナルとされますが、当店ではその作品が初期にイギリスでプレスされたものにおいては ''UKオリジナル盤'' と表記しております。
その点、ご承知おき下さいますようお願い致します。
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2013年2月
店長日記:2
2013年02月18日
昨夜は職場の人たちと飲みに行きました。
職場の飲み会というと、無礼講と言いつつも上下関係があったりして
イマイチ気が乗らないというか酒がマズイというか
私はあまり好きではないのですが、
今回は気のおける“仲間”だけ8人ほどの小さな会だったので
とても楽しい充実した時間を過ごすことが出来て
酒も料理も美味しいこと美味しいこと!
至福のひとときでした。

・・・ここまで書いて
「おや、音楽にも同じことが言えるのでは?」と思いました。

何度も何度も擦り切れるほど聴いているお気に入りのレコードがあったとします。
でもそれって、何時いかなる時に聴いても良いって訳ではないですよね。
ちょっと気分じゃない時に聴いたらそれ程でも無かったりします。

逆に、全然良くなくて棚の奥に追いやっていたレコードを
ふと取り出して聴いてみたらものすごく良かった・・なんてことありませんか?

はたまた、レコード屋で流れていた音楽に魅せられて即買いし、
ウキウキで帰って早速聴いてみたら・・
「あれ?店で気に入った曲はどれだっけ?」
みたいな経験ありませんか?

実は私はこんな経験しょっちゅうです。
どうやら音楽にはそれぞれ役割があるようです。

楽しいときに聴いて良さを発揮する曲。
哀しいときにこそ聴いて良さが解る曲。
年齢を重ねることで身に沁みる曲・・・。

そう考えてしまうと、どんな音楽にも輝く時があるということです。
世の中には、高額で取引されているレア盤があったり、永遠の名盤があったりしますが
その一方で、百円とかで投げ売りされている“カス盤”があるのも実情です。
でもそんな“カス盤”でも輝く時があるのではないか?と思うわけです。

つまらない曲だなぁ・・・と思っても、
少なくとも、それを作った人は魂を込めているわけですし
その曲がいつか輝いて、聴く者を心地よくさせてくれるのではないか・・・と思ってしまうわけです。

ここで今回のタイトル「音楽に駄作なし!」に繋がるわけですが、
こんなコトばかり考えているから
私の部屋のレコードは減ることなく
山積みになる一方なんでしょうね。





2013年02月15日
え!? 何でこのクソ寒い真冬にクール・ジャズ!?
・・と思われそうですが、クールなヴィブラフォン奏者のカル・ジェイダーと、クールなピアニストのアーマッド・ジャマールのレコードをUPしました。

なんて季節感の無い店なんだ!とお思いでしょうが、
日々UPするレコードをどのように選んでいるかといいますと、
ズバリ「私が今聴きたいレコード」を選んでいるのです。
というのも、UPするにあたってヘッド・フォンでじっくり試聴し、
キズが無いかしっかり確認し、コメントを書くのですから
今とっても聴きたいものでない限りは、気力が持続しません。

しかし困ったことに、私の周りはレコードがぎっしり詰まった段ボールが山のように積まれています。
どの箱に何が入っているかなんて、もはや把握していません。
とりあえずは「最近寒いから心温まるハートウォーミングなフォークとか出てくれば・・」などと思いながら手短な段ボールをゴソゴソやって・・・出てきたのがクール・ジャズだったわけです。

通常ならやり過ごすところですが
「おや、懐かしい!これ、どんな音だっけ?」
と思い、ターン・テーブルに乗せたところ
これが実に良いわけです。
真夏にクーラーをガンガンに効かせた部屋でアイス・コーヒーかなんかを飲みながら聴いてこそクール・ジャズの醍醐味だ!
などと思っていたのですが、
寒さに震える通行人を眺めながら暖房の効いた暖かい部屋で聴くクール・ジャズもなかなか良いものだということが今回判りました。
スキー場でソフト・クリーム食べたらとっても美味しかった、みたいな感じでしょうか・・・???
皆さんも是非試してみて下さいね。
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