UKオリジナル盤専門の中古レコード店
■ 「UKオリジナル盤」の表記について

当店では『そのタイトルにおいて最も発売時期に近い初期に、イギリスでプレスされたレコード』に対して、''UKオリジナル盤'' という言葉を使用しています。

たとえば、アメリカのアーティストがアメリカでリリースした作品の場合、正式にはアメリカ初期プレスがオリジナルとされますが、当店ではその作品が初期にイギリスでプレスされたものにおいては ''UKオリジナル盤'' と表記しております。
その点、ご承知おき下さいますようお願い致します。
ホーム店長日記2012年12月
2012年12月
店長日記:1
2012年12月04日
その名の通り、アトランティック・レーベルからリリースされたソウルのことですが、当時はレーベルによって独自の音作りがされており、詳しい人が聴くとイントロだけで「アトランティックだ!」と分かるほど、強い個性があります。
音を聴いただけでレコード会社が分かるなんて、今の世の中では考えられないことです。

60年代のソウルの2大レーベルは、何と言ってもアトランティックとモータウンでしょう。(かなり大雑把ですが)
英国においてはこの二つのレーベルが60年代ソウルを支えていたと言っても過言ではないでしょう。

モータウンは誰でも口ずさめるようなポップなメロディー・ラインのものが多く、洗練されたソフト・ロックにも近い感じの楽曲が目立ちます。
一方アトランティックは、いなたい渋めのナンバーが多く、ブルース寄りかもしれません。魂を感じるのは断然こちらでしょう。
モータウンが陽ならアトランティックは陰、みたいな感じでしょうか。(あくまで私個人的な意見ですが)

同じソウルでありながら、対照的な2大レーベル。
好みが分かれるところかもしれませんが、永遠に色褪せることの無い名曲を数多く産み出してきた2大レーベル、私にとってはどちらも無くてはならない存在です。

そこで、今回はアトランティック・ソウルに焦点を絞り、紹介していこうと思います。
アトランティックは音だけでなく、アート・ワークにも独特の個性があり、ヴィヴィットな色彩&配色を施した大胆なデザインのジャケットが多く、現代の人たちが見ても全く古臭さを感じさせません。さらにUK盤になると、コーティング仕様のものが多いので、とても鮮やかで美しく、思わずジャケ買いしてしまいそうになる危険なレーベルでもあります。

少し前に「アトランティック100選」なるものがCDでリリースされ、大量の名作が気軽に聴けるようになりましたが、やはりアナログの音で、そしてLPサイズのジャケで持っていたいものです。

そこで、アトランティック・ソウルをまとめて紹介すべく、只今頑張って仕込み中です。連日、クリーニングと試聴に勤しんでおります。
今週末には少しずつアップ出来そうなので、興味を持たれた方、アトランティック・マニアの方、どうぞお楽しみに。
定番物からレアな物までランダムに出す予定です。
ここ数日でいきなり冬が到来してしまった日本列島、熱いソウルで寒い毎日を乗り切りたいですね。



  Powered by おちゃのこネット
ホームページ作成とショッピングカート付きネットショップ開業サービス