UK Stateside SL 10152 mono
Condition sleeve : EX-- / record : VG+++
１９１７年米ノースカロライナ州出身のセロニアス・モンク。即興を取り入れた独特の演奏スタイルで多くの人々を魅了したジャズ界を代表するピアニストです。
本作は、１９５４年にプレスティッジから発表されたアルバム『Monk』(PRLP 7053) の、ジャケとタイトルを変えて６４年頃に再リリースされたものです。（※因みに英国においての初版は Esquire 盤『Thelonious Monk Quintets』 (32-109) です。）
ニュージャージー録音のＡ面は、フランク・フォスター（テナー）、レイ・コープランド（トランペット）、カーリー・ラッセル（ベース）、アート・ブレイキー（ドラムス）らが参加。ニューヨーク録音のＢ面は、ソニー・ロリンズ（テナー）、ジュリアス・ワトキンス（フレンチ・ホーン）、パーシー・ヒース（ベース）、ウィリー・ジョーンズ（ドラムス）らが息の合った演奏を聴かせます。
「Smoke Gets In Your Eyes（煙が目にしみる）」以外は全てモンクのオリジナル。「Locomotive」や「Hackensack」、「Think Of One」等、作曲家としての才能も光ります。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、取り出し口側に数本のヨレジワ、エッジ沿いに細かいシワがチラホラ見受けられますが、ツヤはまずまず良好です。裏ジャケは左上に黒ペンによる書き込み、コーティングふちに薄汚れ、所々に薄くこまかいシミが散見されます。抜けは無く背文字も鮮明ですが、背表紙中程にコーティング剥け（殆ど目立ちませんが、指で触ると分かります）が見られます。
盤は紙スレ・ヘアライン等のスレが全体に散見される為ＶＧ評価としましたが、大半が音に影響しない表面的なもの。唯一Ａ２中盤で細かいスレキズによる周回プチを感じる箇所がありますが、さほど気にならない程度の軽いものです。全体的に鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く、底チリも少なめ。再生状態はＥＸ、大変良好です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１Ｇ／１Ｇ
市販の白無地インナースリーヴです。
