UK Riverside RLP 12-323 mono
Condition sleeve : EX / record : EX〜EX+
1917年米ノースカロライナ州出身のセロニアス・モンク。即興を取り入れた独特の演奏スタイルで多くの人々を魅了したジャズ界を代表するピアニストです。
本作は、1960年4月29日にサンフランシスコのジャズ・クラブ『ブラックホーク』で行われたライヴの記録です。
チャーリー・ラウズ(テナー・サックス)、ジョン・オー(ベース)、ビリー・ヒギンズ(ドラムス)のレギュラー・カルテットに、西海岸の名手ハロルド・ランド(テナー)とジョー・ゴードン(トランペット)を加えた編成での演奏です。
自作曲「Let's Call This」「Four In One」「Worry Later」「'Round Midnight」、ほんのオマケといった感じのラスト・ナンバー「Epistrophy」、そしてスタンダード「I'm Getting Sentimental Over You」の6曲で構成。
難解なイメージが付きまとう彼ですが、ここでは穏やかで聴きやすい演奏を披露。リラックスして楽しめる1枚です。
表ジャケは左上2箇所に10円玉くらいのコーティング浮き、底エッジ沿い中程に複数のコーティング・ジワ(画像参照)が見られますが、スレは少なくツヤも良好です。裏ジャケは取り出し口沿いや折り返しふちに仄かな黄ばみが感じられますが、全体的には概ね白さを保っています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はA面に長いヘアラインが2本、B面に短めのヘアラインが2本、それぞれ光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズの無いきれいな盤面です。唯一B2後半2箇所で砂キズによるプチをそれぞれ3回程感じますが、殆ど気にならない程度の軽い軽いものです。耳障りなノイズは一切無く、底チリもほんの僅か。再生状態はEX+、大変良好です。
音の良さで定評のある英フォンタナ・プレスです!
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
Textured内溝ラベル。
マトリクスは1L/2L
インナースリーヴに小さな書き込み有り。