UK Verve VLP 9013 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX
１９２７年ペンシルベニア州フィラデルフィア生まれのテナー・サックス奏者、スタン・ゲッツ。
１９２５年ヴァージニア州出身のジャズ・ギタリスト、チャーリー・バード。
本作はそんな２人の共演盤、１９６２年のアルバムです。
アントニオ・カルロス・ジョビンの「Desafinado」や「Samba De Uma Nota So (One Note Samba)」をはじめ、柔らかな陽射しを感じさせる流麗なサンバ「O Pato」、味わい深いブロウに魅了されるバーデン・パウエルの「Samba Triste」、そしてバードのオリジナル曲「Samba Dees Days」等を収録。
ジャズ・ミュージシャンによる初のボサノヴァ・アルバムと言われている本作ですが、ビルボードのポップ・アルバム・チャートで見事１位を獲得、これを機にゲッツはジャズ・ボサの第一人者として評価を得ることになりました。
ケター・ベッツ（ベース）、ジーン・バード（ベース＆ギター）、バディ・デッペンシュミット、ビル・ライヒェンバッハ（ドラムス）が２人をサポート、ボサノヴァを世界中に広めるきっかけとなった不朽の名盤です。
表ジャケはごく僅かなコーティングすれ、左上角付近や取り出し口沿い中程に微かな折れジワ、底エッジ沿い中程に仄かなリングウエアが見られますが、ヨレ感は無くしっかりとしており、エッジ沿いのシワも殆どありません。裏ジャケは左上折り返し部に若干の欠け、取り出し口沿いや背表紙沿いにシミ汚れが散見されますが、全体的には概ね白さを保っています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤はほんの僅かな表面スレや１〜２本のヘアラインが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズは無く、ラベルのヒゲも僅かです。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１Ｓ／１Ｓ
マザー番号：スタンパー・コードは 1:G / 1:G
