UK HMV CLP 1875 mono
Condition sleeve : EX / record : EX-
1924年インディアナポリス生まれのJ.J.ジョンソン。モダンジャズにおけるトロンボーン演奏の第一人者です。
本作は、ハロルド・メイバーン(ピアノ)、アーサー・ハーパー(ベース)、フランク・ギャント(ドラムス)とのカルテットによる1965年の作品です。
マイルス・デイヴィス作のスリリングなワルツ調「Neo」、ミュート・トロンボーンによるスウィング・チューン「Stella By Starlight」、哀愁漂うロジャーズ&ハートの名バラード「My Funny Valentine」、ブルージーなマックス・ローチの「Blues Waltz」、そしてマッコイ・タイナー(ピアノ)、リチャード・デイヴィス(ベース)、エルヴィン・ジョーンズ(ドラムス)、トゥーツ・シールマンス(ギター)のクインテットでの「Lullaby Of Jazzland」等を収録。
一般的に地味なイメージのトロンボーンですが、それを全く意識させない歌心に満ちた自在な演奏を聴かせる本作、熱い躍動感を孕みながらもクールなベールに包まれたワンホーンによる名盤です。
表ジャケは黒が基調の為、若干リング/コーティングすれを感じますが、シワ・ヨレ少なくツヤも良好です。裏ジャケは微かなリングウエア、折り返しふちに薄汚れが見受けられます。右上折り返し部に少々のムケ有り。四隅の角に若干のスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は砂紋のような薄いビニール痕が両面に見られる為EX-としましたが、音への影響はありません。それが無ければ深いキズの無いキレイな盤面で、ラベルのヒゲも1本のみです。耳障りなノイズは一切無く、底チリもわずか。再生状態はEX+クラス、大変良好です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
カンパニー・スリーヴは片サイドに裂け有り。