UK London LTZ-C 15007 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX〜EX+
1924年米インディアナ州生まれのJ.J.ジョンソン。
1922年デンマーク出身のカイ・ウィンディング。
ともにモダン・ジャズ界において第一線で活躍したトロンボーン奏者です。
優れた共演作を数多く発表した2人ですが、本作は初のデュエット盤。米 Savoy から発売された54年録音の10インチ盤の音源に4曲を加えた1955年のアルバムで、英国プレスのみ収録曲が1曲異なります。
スリリングに疾走する「Bernie's Tune」、ソフトで淡いトロンボーンの音色に魅了されるバラード「Lament」、息の合った軽やかなアンサンブルを聴かせる「Co-Op」やコール・ポーターの「What Is This Thing Called Love?」、斬新なメロディーが光るチャールズ・ミンガス作の「Reflections」、レオ・パーカー(バリトン・サックス)とジョンソンの2ホーンによる47年の古い音源「Yesterdays」、そしてUK盤オンリー、ウィンディングのワンホーン・カルテットによる「The Boy Next Door」等を収録。
ウォーリー・チリッロ、ハンク・ジョーンズ(ピアノ)、ビリー・バウアー(ギター)、チャールズ・ミンガス(ベース)、ケニー・クラーク(ドラムス)をはじめとする名手達が参加。2人のハーモニーが絶品、リラックスして聴ける名演です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリングすれ、コーティングに仄かな変色、エッジ沿いにコーティング浮きを伴った細かいシワ(一部白いシワ)が散見されますが、ヨレ感は殆ど無くツヤも良好です。表ジャケ背表紙沿い中程に小さなコーティング剥がれが見られますが、取り出し口側は剥がれ・ムケ等は無くとてもキレイです。角および取り出し口側の天エッジに5.5センチのスレ剥がれ(もしかして裂けていた可能性有り)が見受けられますが、抜けはありません。
盤は極々僅かな表面スレ・線スレが光にかざして一部にほんの少し見えるのみ。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイな盤面です。耳障りなノイズは一切無く、経年による底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
外溝ラベル。FLAT厚盤。
マトリクスは2B/1B
インナースリーヴに書き込み有り。