大塚レコード

UK Liberty LBL 83208 mono
Condition sleeve : VG+ / record : VG+ / EX


ソフト・サイケの大名盤です！
ロサンゼルスの４人組、ウィチタ・フォールの唯一の１９６９年作。ジャケットでも解るように、朝・昼・夜という一日の推移を人生に例え、１３の楽曲を４つの組曲に仕立てたコンセプト・アルバムで、小編成のオーケストラとコンボによる演奏で独特の世界を創り上げています。アコースティック・ギターとヴォーカルを担当しているフィリップ・ブラックが全ての楽曲を手掛けていますが、そのどれもが非常に完成度が高く、管楽器の使い方も秀逸です。
爽やかなハーモニーを駆使した「Morning Song」や「Playground」、壮大なオーケストラへと流れてゆく感動的なインスト「Schubert's Theme」他、優れたナンバーの連続です。
地味なジャケットゆえ見過ごされがちではありますが、実はすべての音楽ファンに聴いてもらいたい大傑作なのであります。発表されたアルバムがこれ１枚きりというのが残念でなりません。


フル・コーティングのジャケットです。両面とも若干のリングすれ・コーティングすれが見られます。表ジャケは背表紙にコーティング浮きがあり、上方に１センチ大程のコーティング破れ、上部に長めのシワあります。裏ジャケも背表紙に浮きが見られますが、黄ばみ等は無く、シワ・ヨレは少なめ、概ね良好です。抜けもありません。
盤は、細いスリキズ・薄いヘアライン・スレが少し見受けられますが、全体的にはキレイな盤面です。但し細いスリキズのあるＡ－３の中盤で周回ノイズが出る為ＶＧ＋としました。他は軽い底チリ、時折チリプチを感じる箇所はあるものの、概ね良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ//２、２Ｌ//３