大塚レコード

UK London LTZ-N 15029 mono
Condition sleeve : VG / record : EX-


１８９９年ワシントンＤ.Ｃ.出身のデューク・エリントン。数多くの楽曲を手掛けたピアニスト＆バンド・リーダーで、誰もが認める２０世紀最大の音楽家です。
本作は１９５６年に米 Bethlehem からリリースされたアルバムの、大変貴重な英国プレスです。
レイジー＆ブルージーな「East St. Louis Toodle-oo」、楽しさ伝わるスウィング・チューン「Stompy Jones」や「The Jeep Is Jumpin'」、優雅で伸びやかなアンサンブルを聴かせる「In A Mellow Tone」、ゴージャス＆スリリングな「Ko-Ko」、ダイナミックに疾走する「Stomp, Look And Listen」、レイ・ナンスのヴァイオリンが素晴らしいメランコリックなバラード「Lonesome Lullaby」等の自作曲から、盟友ビリー・ストレイホーン作の「Midriff」まで収録。
ジョニー・ホッジス（アルト・サックス）、ラッセル・プロコープ（アルト＆クラリネット）、ハリー・カーネイ（バリトン＆バスクラ）、ポール・ゴンザルヴェス（テナー）、ジミー・ハミルトン（テナー＆クラリネット）、キャット・アンダーソン、レイ・ナンス、クラーク・テリー（トランペット）、ブリッド・ウッドマン（トロンボーン）、ジミー・ウッド（ベース）、サム・ウッドヤード（ドラムス）をはじめとする豪華な顔ぶれが集結した名演奏、１９５６年２月７・８日シカゴでの録音です。


両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も若干のリング／コーティングすれ、取り出し口沿いにコーティング剝がれ・ムケが見られますが、エッジ沿いのシワはほんの僅かです。表ジャケ右上取り出し口に破れ（欠損）＆シール跡、底エッジ沿い中程にコーティング剥がれ＆キズ、裏ジャケ折り返し底部中程に僅かなコーティング剥けが見受けられます。四隅の角およびエッジの所々にスレ剥がれが散見されますが、抜けはありません。
盤はうっすらとした表面スレやヘアラインが光にかざして微かに見受けられる程度。両面共に目立つキズの無いきれいめな盤面です。Ａ２中盤で１ミリのキズによる１０回程度のチッをはじめ、時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。

ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
外溝ラベル。ＦＬＡＴ重量盤。
マトリクスは２Ｂ／１Ｂ
インナースリーヴは後に差し替えられたものです。