大塚レコード

UK HMV CLP 1391 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX--


１９１７年米ヴァージニア州生まれのエラ・フィッツジェラルド。ビリー・ホリデー、サラ・ヴォーンと並ぶ最高峰の女性ジャズ・ヴォーカリストの一人です。
本作は、１９６０年２月３日にベルリンで行われたライヴの記録です。
途中で歌詞を忘れアドリヴとスキャットで歌い上げた伝説の名唱「Mack The Knife」をはじめ、粋な歌いまわしでスウィングする「Gone With The Wind（風と共に去りぬ）」や「The Lady Is A Tramp」「Lorelei」、伸びやかでいて繊細なヴォーカルが絶品のバラード「Misty」に「Summertime」、圧巻のスキャットが炸裂する高速チューン「How High The Moon」等を収録。ポール・スミス(ピアノ）、ジム・ホール(ギター）、ウィルフレッド・ミドルブルックス(ベース）、ガス・ジョンソン（ドラムス）が彼女をバックアップします。
グラミー賞に輝いたヴォーカル・アルバム、屈指の名盤です。


表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、取り出し口に少々のスレヨレ＆上部と中程に浮き（波打ち）が見られますが、エッジ沿いのシワは少なめです。裏ジャケは右上角付近にレコード屋のステッカー、右下角に軽いダメージ（ヨレ、コーティング剥け、仄かな黄ばみ等）、うっすらとしたリングウエアやスレ汚れがまばらに散見されます。四隅の角および底エッジ＆背表紙の一部に剥がれが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレ・ヘアラインがまばらに散見される為ＥＸにマイナス２つ付けましたが、音に影響しないものが殆どです。微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切ナシ。再生状態は両面共にＥＸ、大変良好です。

ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１Ｎ／Ｂ－１Ｎ
マザー番号：スタンパー・コードは 1 2:GR / 1 2:GH