大塚レコード

UK Esquire 20-060 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX-


英国のアルト・サックス奏者、ジェフ・テイラー。
本作は１９５５年１０月２４日に行われたセッションを収めた１０インチ盤です。
小気味良いテンポで晴れやかな演奏を披露する「Sweet Sue」、ゆったり穏やかなアンサンブルを聴かせる「Sweet Lorraine」「Sweet Eloise」、軽快に疾走する「Sweet Georgia Brown」の４曲を収録。
マーティン・スレヴィン（ヴィブラフォン）、ジミー・カリー（ギター）、デヴィッド・リー（ピアノ）、ビル・サトクリフ（ベース）、ケニー・クレア（ドラムス）が参加。ジェフの伸びやかなブロウだけでなく、メンバーそれぞれのプレイにも注目です。
彼のリーダー作は恐らくこれ１枚のみのようですが、リラックスした雰囲気漂う中々の名演奏だと思います。


両面フル・コーティングのペラ・ジャケは、表も裏も微かなリングすれ、経年によるコーティングの変色が見られますが、取り出し口のコーティング剥がれ・ムケ等は無く、エッジ沿いのシワも少なめです。表ジャケ中央真横に１９センチほどの線キズ（恐らくカッター・ナイフによるものかと思われますが、切れてはいません）、裏ジャケ取り出し口沿いや折り返し部に黄ばみ（シミ）、左下角付近に複数のヨレジワが見受けられます。四隅の角にスレ剥がれ有りですが、抜けはナシです。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレ・ヘアラインが光にかざすとまばらに散見されますが、音に影響するような深いキズはありません。軽い底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは ELP-820 / ELP-821
インナースリーヴはありません。（ダイカット・スリーヴをお付けします）