大塚レコード

UK A&M AMLS 2006 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX


１９４３年米テキサス州出身のショーン・フィリップス。英国を拠点に活躍したシンガー・ソングライターです。
本作は１９７１年にリリースされたアルバムです。
深い哀愁を漂わせながら盛り上がってゆく大作「She Was Waitin' For Her Mother At The Station In Torino And You Know I Love You Baby But It's Getting Too Heavy To Laugh」を筆頭に、アシッド臭濃厚な「Keep On」や「Sleepwalker」、抒情性溢れるアコギ主体のフォーキー・チューン「The Ballad Of Casey Deiss」、オルガンをフィーチャーしたクールなファンキー・ロック「Lookin' Up Lookin' Down」、幻想的なスキャットのみで綴られた「Remedial Interruption」、口笛がアクセントのフォーキー・サイケ「Steel Eyes」等を収録。
イギリスのミュージシャンを起用しロンドンで録音された本作、英国ならではの湿度と翳りに加えプログレ的要素も感じさせるサウンドが魅力です。ドノヴァン辺りが好きな方は一聴の価値有り、派手さは無いものの聴く程に味わいが増す名盤です。


両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏も若干のリング／コーティングすれ、僅かな角打ち、背表紙沿いにコーティング浮きが見られますが、ヨレ感は少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケ左下にコーティング浮きを伴った数本のヨレジワ有り。四隅の角に僅かなスレ剥がれが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はごく僅かな表面スレが光にかざして微かに見えるのみ。両面とも目立つスレ・スリキズの無いキレイな盤面で、ラベルのヒゲもほんの少しです。Ａ５をはじめ静かな楽曲で軽い底チリ／チリプチを感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイスは一切ナシ。再生状態は両面共に良好です。

ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ－３／Ｂ－２
インサート完備。
薄紙無地のインナースリーヴです。