大塚レコード

UK CBS S 65260 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX


ＣＢＳオレンジ・ラベルのＵＫ初版です！

ソフト・マシーン脱退後のロバート・ワイアットが中心となって結成したマッチング・モール。
本作は彼らの２枚目にしてラスト作、１９７２年のアルバムです。
オペラのようなハーモニーが摩訶不思議な魅力を放つ「Starting In The Middle Of The Day We Can Drink Our Politics Away」、ワイアットのドラムが炸裂するジャズ・ロック「Marchides」、アヴァンギャルドでありながらもメロウな味わいの「Brandy As In Benj」や「Flora Fidgit」、ブライアン・イーノがシンセサイザーで参加した「Gloria Gloom」、アコギ弾き語りスタイルのサイケ＆フォーキーな美曲「God Song」等を収録。
前作で脱退したデヴィッド・シンクレアに代わってＵＫジャズ界で活躍したデイヴ・マクレエが今回加入、その影響もありジャズ・ロック色濃厚な仕上がりです。
キング・クリムゾンのロバート・フリップがプロデュースを担当。実験的なサウンドの所々に繊細で美しいフレーズが見え隠れする本作、独特の心地良さに包まれたカンタベリーの名盤です。


ＮＯＮコーティングのジャケットは、表も裏も背表紙沿いに数本のシワ、白地部分にリングウエアやスレ汚れが散見されますが、剥がれや書き込み等はありません。表ジャケ左上に長いヨレジワと１本の線キズ有り。四隅の角およびエッジの一部にスレ剥がれが見られますが、抜けは無く背文字も概ね鮮明です。
盤は極薄の紙スレ・細かな表面スレが光にかざすとチラホラ見受けられますが、音に影響するようなキズはありません。Ａ１後半で僅かなスレによる軽い ''チッ''というノイズを１０回程感じますが、まず気にならない程度のものです。耳障りなノイズは特に無く、底チリもわずか。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。ＮＯＮコーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ１／Ｂ１
オリジナル・インナースリーヴは、片サイドに抜け有り。