大塚レコード

UK Esquire 20-084 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX


１９２９年ミズーリ州カンザスシティ出身のボブ・ブルックマイヤー。ジェリー・マリガン・カルテットのメンバーとしても活躍した白人トロンボーン奏者です。
本作は１９５５年にプレスティッジからリリースされた１０インチ盤 (PRLP 214) の、大変貴重なジャケ違い英国プレスです。
ヴァルヴ・トロンボーンが快調な「Potrezebrie」と「Rocky Scotch」、ボブの知的なピアノが味わえる「Under The Lilacs」「They Say It's Wonderful」の４曲を収録。
ジャズ・ギタリストのジミー・レイニーを迎えての本作、彼のギターとの相性も抜群です。テディ・コティック（ベース）、メル・ルイス（ドラムス）が２人をサポート、端正でクールなアンサンブルを聴かせる名盤です。


両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリング／コーティングすれ、取り出し口のごく一部にコーティング剥け、背表紙沿いに僅かなコーティング浮きが見られますが、ヨレ・シワ少なくツヤも概ね良好です。裏ジャケ周囲にコーティングの変色（黄ばみ）、折り返し底部に薄いシミが散見されます。少々の角スレ、底エッジに黒ずみ汚れが散見されますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極々わずかな表面スレ、２〜３本の線スレが光にかざして微かに見えるのみ。両面共にキレイな盤面です。経年による若干の底チリ・チリプチ、Ａ１イントロと後半で針先ほどの極小キズによるプチをそれぞれ４回ほど感じますが、いずれも軽めのものです。鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態はとても良好です。

ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
ＦＬＡＴ厚盤。内溝ラベル。
マトリクスは PRLP-214-A / PRLP-214-B　RVG（手書き）
インナースリーヴに破れ・裂け有り。