大塚レコード

UK Reprise RSLP 6317 stereo
Condition sleeve : VG++ / record : EX-〜EX


激レア、ＲＳＬＰ規格／３色ラベルのＵＫ初版です！

１９４５年カナダ・トロント出身のニール・ヤング。クロスビー、スティルス、ナッシュ＆ヤングやバッファロー・スプリングフィールドのメンバーとしても活躍したシンガーソング・ライターです。
本作は、バッファロー・スプリングフィールド解散後の１９６９年にリリースされたファースト・ソロ・アルバムです。
カントリー・タッチのインスト「The Emperor Of Wyoming」をオープニングに、ファズ・ギターとストリングスが融合したハードな代表曲「The Loner」、哀愁を帯びたカントリー・ロック「I've Been Waiting For You」、凪のように穏やかなサウンドにのせてしみじみと歌う「The Old Laughing Lady」や「I've Loved Her So Long」、メランコリックなピアノで始まる優しくて切ない「Here We Are In The Years」、アコギ１本で歌い上げた９分超えの大作「The Last Trip To Tulsa」等を収録。
デヴィッド・ブリックスにジャック・ニッチェ、ライ・クーダーがプロデュースを担当。寂寥感漂う内省的なナンバーで占められているせいか地味で目立たない印象の本作ですが、彼の卓越した才能はすでに確立。アシッドな香りを感じさせる珠玉のナンバーがズラリ、個人的にはかなりの名盤だと思います。


両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏も若干のリング／コーティングすれ、白地部分に仄かな黄ばみ汚れ、背表紙沿いに黄ばんだシワが散見される等やや経年／使用感有りですが、コーティングのツヤはまずまず良好です。裏ジャケ天エッジ沿いに僅かなシミ、背表紙のシワの何本かにオレンジの着色が見受けられます。四隅の角にスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極細の線スレや薄い紙スレがうっすら散見されますが、光にかざして分かる程度のもの。両面とも音に影響するような深いキズは無く、殆どＥＸの盤面です。微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切ナシ。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ－１／Ｂ－１
インナースリーヴに底抜け有り。