大塚レコード

UK A&M AMLS 2003 stereo
Condition sleeve : EX / EX- / record : EX (A4 : VG+)


１９２７年リオデジャネイロ出身のアントニオ・カルロス・ジョビン。ボサノヴァの創始者の一人とも言われるブラジルを代表する作・編曲家／ミュージシャンです。
本作は、歴史的名盤とされる前作『Wave』の続編と言われることも多い１９７０年のアルバムです。
サックスやストリングスを取り入れスケール感が増した「The Girl From Ipanema」を筆頭に、『Wave』と同じコード進行の為、その第２弾と言われている所以のタイトル曲「Tide」、スタイリッシュで軽快なサンバ「Tema Jazz」や「Remember」、優雅でしなやかな「Sue Ann」、クールなエレピが心地良い「Takatanga」等を収録。
エンジニアはルディ・ヴァン・ゲルダー、そしてアレンジ／指揮はエウミール・デオダードが担当。デオダードの持ち味でもある美しいストリングスが際立った本作、『Wave』に負けず劣らずの名盤です。


表面コーティングの見開きジャケットです。
表ジャケは左下角付近に僅かな薄紙の付着、背表紙沿いにシワが散見されますが、スレは少なめでコーティングもツヤツヤ、ＥＸのキレイなコンディションです。裏ジャケは右上に薄紙の付着、中程に小さなダメージ（剥がれ）、右下にコーティング浮きを伴ったやや長めのシワ、背表紙沿いにシワが散見される為ＥＸ－としました。見開き内側は右ページのタイトル部分に剥がれ、仄かなスレ汚れが所々に散見されます。四隅の角に若干のスレ剥がれ、背表紙に３本のシワ（剥がれ）が見られ文字の一部が消えていますが、抜けはありません。
盤は、Ａ４中盤で粒状のプレスミスによるこもったプツが７回（内５回は大きめ）出る為ＶＧ評価としましたが、そこ以外は目立ったノイズ等無く底チリも少なめ、ＥＸ以上の大変良好な再生状態です。盤の見た目もほんの僅かな線スレが光にかざして数本微かに見えるのみ。両面共にキレイな盤面です。

ＵＫオリジナル盤。表面コーティング見開きジャケット。
マトリクスはＡ－２／Ｂ－１
薄紙無地のインナースリーヴです（仄かな黄ばみ有り）