大塚レコード

UK HMV CSD 1423 stereo
Condition sleeve : VG+++ / record : EX〜EX+


レア、ＵＫステレオ初版です！

１９１９年ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれのジャズ・ドラマー、アート・ブレイキー。
本作は、ブルー・ノートと契約中だった１９６１年に何故か Impulse! レーベルからリリースされた作品です。
テナー・サックスのウェイン・ショーター、トランペットのリー・モーガンに加え、トロンボーンのカーティス・フラーが参加。３管編成によるハード・バップの傑作に仕上がっています。
小気味良いグルーヴのスピード感溢れるフラーのオリジナル曲「Alamode」以外はすべてスタンダードで構成。ミュートの音色が妖艶な雰囲気を醸し出す「Invitation」、黄昏色に染まる「You Don't Know What Love Is」、ブルージーなテナーが光る「Gee Baby, Ain't I Good To You」等を収録。粋なピアノはボビー・ティモンズことロバート・ヘンリー・ティモンズ、ベースはジミー・メリットが担当しています。
ブルー・ノート作品に比べ若干おとなしめの印象ですが、それ故にショーター、モーガン、フラーの彩り豊かなソロ・パートを存分に堪能出来る１枚と言えます。


表ジャケは黒が基調の為リング／コーティングすれがやや目立ちます。右上にヘアライン状のキズ、背表紙沿いにシワが多く散見されます。裏ジャケは粒状の細かいシミが全体に散見されますが、とりわけ酷い汚れや書き込み等はありません。四隅の角に剥がれ、エッジの所々にスレが散見され背文字の一部がかすれていますが、抜けはナシです。
盤はほんの僅かな表面スレが光にかざして微かに見える程度。両面共にキレイな盤面です。唯一Ａ１に睫毛状の極薄キズがあり、イントロから４５秒間程微かなプチを感じますが、殆ど気にならない程度の軽いものです。全体的に耳障りなノイズは特に無く、底チリも少なめ。再生状態は大変良好です。

ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは AS 7A-1 / AS 7B-1
カンパニー・スリーヴに小さな書き込み＆片サイドに抜け有り。