大塚レコード

UK CBS SBPG 62869 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX+


１９３３年英国ヨークシャー出身のジョン・バリー。『００７ジェームズ・ボンド』シリーズをはじめ、数多くの映画音楽を手掛けたイギリスを代表する作曲家です。
本作はマイケル・アンダーソン監督の１９６６年イギリス映画『さらばベルリンの灯』のサウンド・トラックです。
哀愁に満ちたワルツ「Main Theme - Wednesday's Child」をベースにしたナンバー中心で構成。それぞれの楽曲が異なった表情を見せ最後まで全く飽きさせないのは、ジョンの類い希な作曲技術とアレンジ・センスのせいでしょうか。唯一のヴォーカル曲「Wednesday's Child」はマット・モンローが担当。『００７ ロシアより愛をこめて』をはじめ、ジョン・バリー作品に度々登場するロンドン出身の男性シンガーです。
冷戦下の西ベルリンを舞台にしたシリアスなスパイ映画ということもあり、冷たく切ない自作曲が並んだ本作ですが、唯一トニー・ハッチの「Downtown」が収録されているのが興味深いところです。


ジャケ・盤ともにオススメのコンディションです！
表ジャケはごく僅かなリングすれ、背表紙沿いに数本のシワが見受けられますが、ヨレ感は無くコーティングのツヤも良好です。裏ジャケは曲目部や折り返しふちに若干の黄ばみが見られますが、書き込み等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤はほんの僅かな紙スレ・線スレが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズの無い美盤です。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
マトリクスはＡ１／Ｂ１