大塚レコード

UK HMV CLP 1915 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-〜EX


１９３０年ニューヨーク州生まれのソニー・ロリンズ。ジョン・コルトレーンと並ぶジャズ・サックスの巨匠で、ハード・バップの神様的な存在でもあります。
本作はインパルス・レーベルに移籍してリリースされた１９６５年の作品で、レイ・ブライアント（ピアノ）、ウォルター・ブッカー（ベース）、ミッキー・ロッカー（ドラムス）とのクァルテットでの録音です。
アップ・テンポにアレンジされ、ブッカーのベースも走る「On Green Dolphin Street」、ロリンズのテナーとブライアントの流麗なピアノが光る名バラード「Everything Happens To Me」、カリプソ風ビートの「Hold 'em Joe」等を収録。
あまり取り上げられることのないアルバムですが、おおらかな演奏が素晴らしい聴く程に味が出る隠れ名盤です。


表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、腕の所に２センチ程の剥がれ（キズ）、取り出し口沿い中程に太いシワ、背表紙沿いに細かいシワが散見されますが、ツヤはまずまず良好です。コンディションとは関係ありませんが、印刷が少しずれています。裏ジャケはリングウエア、経年による紙の黄ばみ、右上に書き込み、曲目部に青インクによる汚れ、背表紙沿いに折れジワ等、全体的に使用感が見受けられます。抜けは無く背文字も鮮明ですが、四隅の角がスレ・剥がれによりやや丸みを帯びています。
盤はデッド・ワックス部に表面スレ、音溝部分のごく一部に紙スレ・線スレが見られますが、音に影響するような深いキズはありません。耳障りなノイズは特に無く、曲間部で感じる底チリも少なめ。とても良好な再生状態です。

ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはＡ－１／Ｂ－１
カンパニー・スリーヴは３辺共に抜け有り。