UK Capitol ST 1873 stereo
Condition sleeve : EX〜EX+ / record : EX
1919年英国ロンドン生まれのジョージ・シアリング。40年代後半に渡米、以後アメリカを活動拠点とし多くの優れた作品をリリースした盲目のジャズ・ピアニストです。
本作は、ラテン音楽ブーム真っ只中の1964年にリリースされたボサノヴァ・アルバムです。
アントニオ・カルロス・ジョビンの「One Note Samba」「Desafinado」や、ルイス・ボンファの「Manha De Carnaval」といったお馴染みのナンバーをはじめ、軽快なソフト・ボサに仕上げられたスタンダードの「On Green Dolphin Street」、流麗でエレガントなピアノ・タッチを聴かせる「Nevermore」や「Come Rain Or Come Shine」、アレンジを手掛けたクレア・フィッシャー作の美曲「Pensativa」等を収録。
繊細なピアノと全編通して登場するフルートの音色がスタイリッシュでクール。ラテン〜イージーラウンジ・ファンも必聴、洗練された極上のひとときを味わえる名盤です。
表ジャケは極々僅かなリングすれ、背表紙沿いに細かいシワが散見されますが、ヨレ感は少なくコーティングもツヤツヤ、大変キレイです。裏ジャケは左下角付近に複数の折れジワ&ヨレジワが見受けられますが、目立つ汚れや書き込み等は無く白さを保っています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤はごく僅かな表面スレやヘアラインが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイな盤面で、ラベルのヒゲも1〜2本です。耳障りなノイズは一切無く、底チリもあまり感じません。大変良好な再生状態です。
内容の素晴らしさは勿論のこと、ジャケのアートワークも実に秀逸。ツヤツヤにコーティングされた英国プレスでどうぞ!
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA7/B9