UK Esquire 20-042 mono
Condition sleeve : VG+ / record : VG++
１９２３年ミシガン州デトロイト生まれのミルト・ジャクソン。ヴィブラフォンの第一人者です。
本作はピアニストのホレス・シルヴァーを迎えての録音。１９５４年に米プレスティッジからリリースされた１０インチ盤 (PRLP 183) の、大変貴重なジャケ違い英国プレスです。
軽快なアンサンブルを聴かせるホレス・シルヴァー作の「Opus De Funk」と「Buhaina」、しっとり優雅なミルト・ジャクソン作「I've Lost Your Love」「Soma」の４曲で構成。
ヘンリー・ブージアー（トランペット）、パーシー・ヒース（ベース）、ケニー・クラーク（ドラムス）が参加。１９５４年６月１６日の名演奏です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリングすれ、エッジ沿いにシワがいくつか見受けられますが、ヨレ感は少なくツヤも概ね良好です。表ジャケ右下取り出し口に極々僅かなコーティング剥け、裏ジャケは経年によるコーティングの変色（黄ばみ）、折り返し底部中央にダメージ（剥がれ＆接着剤痕）、左下角にレコード屋のステッカーが見られます。２.５センチの底抜け有りですが、角スレは少なめです。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレが散見される為ＶＧ評価としましたが、音に影響するような深いキズはありません。経年による軽い底チリ・時折軽微なチリプチは感じますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切ナシ。再生状態はＥＸ、両面共に良好です。
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは PRLP-183-A / PRLP-183-B、RVG（いずれも手書き）
当時のものと思われる英国製パラフィン紙のインナー・スリーヴ付（裂け・破れ・ヨレ有り）
