UK London LZ-C 14006 mono
Condition sleeve : VG++ / record : VG+
１９２３年ミシガン州デトロイト生まれのミルト・ジャクソン。ヴィブラフォンの第一人者です。
本作は米 Dee Gee から１９５１年にリリースされた１０インチ盤 (LP 1002) の、大変貴重な英国プレスです。
ジェローム・カーンの「Yesterdays」、ハロルド・アーレンの「Between The Devil And The Deep Blue Sea」、セロニアス・モンクの「'Round About Midnight」といったスタンダードをはじめ、クールでありながらも熱いアンサンブルを聴かせる「Milt Meets Sid」、粋にスウィングする「D And E」、ブルース・フィーリング溢れる「Bluesology」等の自作曲を収録。
ジョン・ルイス（ピアノ）、レイ・ブラウン（ベース）、アル・ジョーンズ、ケニー・クラーク（ドラムス）が参加。５１年の８月（Ａ面）と９月（Ｂ面）にニューヨークで録音された初期の名演奏です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリングすれ、周囲に黄ばみ、上部取り出し口側の角にピン穴が見られますが、ヨレ感やエッジ沿いのシワは殆どありません。裏ジャケの折り返し底部右端や中程にコーティング剥け、取り出し口下方に僅かな剥がれが見受けられます。やや経年／使用感有りですが、ペラジャケの中では良好な部類のコンディションかと思います、四隅の角にスレ剥がれが見られますが、抜けはありません。
盤は長いヘアラインや細かい線スレ、小さなスリキズ・砂キズが全体まばらに散見されます。英国プレスならではの鮮やかな音質はお楽しみいただけますが、Ｂ４頭で６回、後半で１０回の周回プチをはじめ、全体的に底チリ・チリプチを感じる盤です。針飛びするようなキズはありませんが、ノイズ多めです。それでもＯＫという方のみご検討下さい。
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
内溝ラベル。ＦＬＡＴ盤。
マトリクスは DWL-187-1B / DWL-188-1B
市販のインナースリーヴです。
