UK London LTZ-K 15085 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX-
ミルト・ジャクソン(ヴィブラフォン)、ジョン・ルイス(ピアノ)、パーシー・ヒース(ベース)、コニー・ケイ(ドラムス)から成るモダン・ジャズ・カルテット。
本作はクラリネット奏者のジミー・ジュフリーを迎え、マサチューセッツ州レノックスの『ミュージック・イン』で1956年8月28日に録音された作品です。
ガーシュウィンの「Oh, Bess, Oh, Where's My Bess」を筆頭に、「Serenade」や「The Man That Got Away」といったスタンダード、ルイス作の「Two Degrees East, There Degrees West」や、ジュフリーの「Fun」等を収録。決して派手さは無いものの、円熟味を帯びた知的で穏やかな演奏が繰り広げられます。
持ち前のクールな味わいとジュフリーの温もりあるクラリネットの音色が見事に調和した、MJQ初期の名盤です。
両面フル・コーティングのペラジャケです。
表ジャケはやや多めのリング/コーティングすれ、左上に若干の角打ち、右下角に軽い折れ、右上角付近の取り出し口に僅かなコーティング剥けが見られますが、エッジ沿いのシワはほんの少しです。裏ジャケは微かなリングすれ、折り返し底部〜取り出し口沿いにシミ、天エッジ沿い中程にスレ汚れが見受けられます。四隅の角にスレ剥がれ有りですが、抜けはありません。ダメージに弱いペラジャケですが、目立つコーティング剥がれ・ムケ等は無く、まずまずのコンディションかと思います。
盤はデッドワックスに表面スレが散見されますが、音溝部分はほんの僅かな線スレが光にかざして微かに見える程度のキレイな盤面です。唯一A面のふちに小キズが有り導入溝からA1イントロにかけて7回程のプチを拾いますが、そこ以外に気になるノイズは特に無く底チリも少なめ。B3中盤に目視でも殆ど気付かない極薄の小さなスレが有り15回程 ''チッ'' というノイズを感じますが、軽い軽いものです。静かな作品ですが、再生状態はとても良好です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
FLAT盤。外溝ラベル。
マトリクスは1B/1B