UK HMV CLP 1644 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX〜EX+
１８９９年ワシントンＤ.Ｃ.生まれのピアニスト、デューク・エリントン。
１９０４年ミズーリ州出身のテナー・サックス奏者、コールマン・ホーキンス。
本作はジャズ界を代表する２大巨匠唯一の共演盤、１９６２年の録音です。
楽しさ伝わるカリプソ風「Limbo Jazz」、ホーキンスのふくよかな演奏をじっくり味わえるバラード「Mood Indigo」や「Self Portrait (Of The Bean)」、スウィンギーな「The Jeep Is Jumpin'」、レイ・ナンスのヴァイオリンが印象的な「The Ricitic」等、収録曲は全てエリントン・ナンバーです。
レイ・ナンス（コルネット＆ヴァイオリン）、ジョニー・ホッジス（アルト・サックス）、ローレンス・ブラウン（トロンボーン）、ハリー・カーネイ（バリトン・サックス＆バス・クラリネット）、アーロン・ベル（ベース）、サム・ウッドヤード（ドラムス）といった気心知れた面々が参加した本作、リラックス・ムードの中で行われた名セッションです。
表ジャケは黒が基調の為ややリング／コーティングすれが目立ちますが、ヨレ感は無くしっかりとしています。エッジ沿いに数本のシワ／ヨレジワが見られます。裏ジャケは周囲に仄かな黄ばみ、折り返し底部中程のコーティングが７センチ位剥がれていますが、ぱっと見そんなに悪くはない印象です。四隅の角及びエッジに細かいスレ剥がれが見受けられ、背文字の一部が消えていますが、抜けはありません。
盤はデッドワックスにうっすらとした表面スレや線スレが散見されますが、音溝部分に目立つスレ・スリキズはありません。耳障りなノイズは一切無く、底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは２Ｓ／１Ｓ
