UK Verve VLP 9091 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX
''テナー・サックスの名手'' スタン・ゲッツと、''ボサノヴァの女王'' アストラッド・ジルベルト。
1964年の本作は、そんな2人の共演盤。NYグリニッジ・ヴィレッジにあるジャズ・クラブでのライヴの記録です。
10曲中6曲がアストラッドによるヴォーカル曲。スタンダードの「It Might As Well Be Springs」をはじめ、「Corcovado」や「Eu E Voce」、「One Note Samba」「The Telephone Song」などのボサノヴァ名曲を披露します。ガーシュウィンの「Summertime」、マジカルでドリーミーな「The Singing Song」、味わい深いテナーの音色が染みる「Here's That Rainy Day」といったインスト・ナンバーも絶品です。
ケニー・バレル(ギター)、チャック・イスラエル(ベース)、そして若かりし頃のゲイリー・バートンのヴィブラフォンも必聴。いつまでも耳を傾けていたい心地良さに包まれた名ライヴです。
表ジャケは右上天エッジ沿い(裏側折り返し部も)にコーティング不良(細かなヨレ&浮き/コーティングじわ)が散見される為EX-としましたが、そこを除けばEXのコンディションです。微かなリング/コーティングすれが見られますが、背表紙沿いのシワは2本のみ。裏ジャケは折り返し天部中程にシミ、取り出し口沿いに微かなスレ汚れが見受けられますが、酷い汚れや書き込み等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はほんの僅かな紙スレや表面スレが光にかざして微かに見えるのみ。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイな盤面です。微かな底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1N/B-1N
インナースリーヴ取り出し口沿いにシミ有り。