UK Columbia 33CX 10120 mono
Condition sleeve : EX+ / record : EX
1927年フィラデルフィア出身のテナー・サックス奏者、スタン・ゲッツ。
1927年ニューヨーク生まれのバリトン・サックス奏者、ジェリー・マリガン。
本作は、ウエストコーストを代表する2大巨匠の共演盤。ノーマン・グランツによるプロデュースのもと、1957年10月12日にロサンゼルスで録音されたものです。
本作の特徴は、何と言っても2人がお互いの楽器を交換して演奏したナンバーが入っているということでしょう。晴れやかなスウィング・チューン「Let's Do It (Let's Fall In Love)」、軽快でご機嫌な「Anything Goes」をはじめとするA面の3曲はゲッツがバリトン、マリガンがテナーを吹いています。疾走感に満ちた「This Can't Be Love」、くつろぎのひとときを演出するマリガン作の「A Ballad」等のB面3曲は本来の楽器でプレイ、本領発揮といったところでしょうか。
ルー・レヴィ(ピアノ)、レイ・ブラウン(ベース)、スタン・リーヴィ(ドラムス)が2大巨匠をサポート。息の合ったハーモニーを味わえる貴重な名演です。
両面フル・コーティングのペラジャケ、極美品です!
表ジャケは極々僅かなリングすれのみで、ヨレ感・シワは殆どナシ、コーティングもツヤツヤです。裏ジャケも目立つ汚れ等は一切無く、白さを保っています。背表紙に5〜6本のごく僅かな切れ(シワ)が見られますが背文字は鮮明、抜けは無く角スレもほんの少しです。コーティング剥がれ・ムケ等もありません。
盤はデッドワックスに微かな表面スレが感じられますが、音溝部分に目立つキズ等はありません。経年による底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切ナシ。大変良好な再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは1N/1N