UK Esquire 32-014 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX
１９２７年ニューヨーク生まれのジェリー・マリガン。ウエストコースト・ジャズの隆盛に大きく貢献したバリトン・サックス奏者です。
本作は１９５１年ニューヨークでの演奏を収めたプレスティッジのアルバム『Mulligan Plays Mulligan (PRLP-7006)』の大変レアなジャケ／タイトル違いの英国プレスです。
ぶ厚くまろやかなブロウが味わえる「Funhouse」や「Mullenium」、ご機嫌なスウィング・ナンバー「Roundhouse」に「Kaper」、それぞれのアドリブをじっくり楽しめる１７分超えの大作「Mulligan's Too」等を収録。
ニック・トラヴィス、ジェリー・ハーウィッツ（トランペット）、アレン・イーガー（テナー）、マックス・マッケロイ（バリトン）、オリー・ウィルソン（トロンボーン）、ジョージ・ウォーリントン（ピアノ）、フィル・レシン（ベース）、ウォルター・ボールデン（ドラムス）、ゲイル・マッデン（マラカス）が参加。すべてマリガンによるオリジナル・ナンバーで構成、和気あいあいとした雰囲気が伝わってくる初期の名演奏です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏も微かなリング／コーティングすれ、取り出し口（全体）と底エッジ（４センチ程）にテープ補強、周囲に黄ばみ（特に背表紙沿い）、背表紙沿いに細かいシワが散見されますが、ツヤはまずまず良好です。裏ジャケ右上にヨレジワ、取り出し口中程にコーティング剥がれ（テープで覆われています）、背表紙沿いにコーティング浮きが見受けられます。四隅の角に少々の剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は薄い表面スレや線スレが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するような深いキズはありません。微かな底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。大変良好な再生状態です。
Ａ面ラベルに細かいシミ（光にかざして分かる程度のものです）が散見されます。
斬新な独自のアートワークと高音質サウンドが魅力の Esquire プレスです。是非ご検討下さい！
ＵＫ盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
外溝ラベル。ＦＬＡＴ厚盤。
マトリクスは PRLP-7006-A（活字）/ PRLP-7006-B（手書き）
Ｂ面のみ RVG（手書き）
インナースリーヴは後に差し替えられたものです。
