UK Stateside SL 10117 mono
Conditon sleeve : EX / record : EX+
１９０４年ミズーリ州で生まれた ''テナー・サックスの父'' ことコールマン・ホーキンス。
１９０９年ミシシッピ州出身の ''大統領'' ことレスター・ヤング。
本作はスウィング期を代表する２大テナー・サックス奏者の貴重な音源を収めた編集盤です。
ご機嫌なホーキンスのテナーが冴えるガーシュウィンの「The Man I Love」、ノスタルジックな肌触りの「Sweet Lorraine」といったスウィング・フォー名義での演奏をはじめ、豪快で歌心溢れるブロウが素晴らしい「How Deep Is The Ocean」、「Stumpy」等はホーキンスがオーケストラを従えての録音。一方ヤングはディッキー・ウェルズ＆オーケストラ名義でリリースされた「Hello Babe」や「I Got Rhythm」といった軽快な名演を収録。
ホーキンスの演奏が８曲／ヤングの演奏が４曲、共演ではありませんが、いずれも１９４３年１２月に録音された大変貴重な記録です。原盤は米 Signature プレスの７８回転ＳＰ盤。古い音源ですが、それを全く感じさせない鮮やかで迫力ある演奏を楽しめる１枚です。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、背表紙沿いに数本の細かいシワが見受けられますが、ヨレ感は少なくツヤもまずまず良好です。裏ジャケは左上／左下に僅かな角打ちが見られますが、目立つ汚れや書き込み等は無く、全体的に白さを保っています。角に少々のスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はデッドワックスにごく僅かな表面スレを感じますが、音溝部分は目立つスレ・スリキズの無い美盤です。耳障りなノイズは一切無く、底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
ＵＫ盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１Ｎ／１Ｎ
インナースリーヴは片サイドに抜け有り。
