UK Stateside SL 10002 mono
Condition sleeve : EX / record : EX〜EX+
1909年ミシシッピ州出身のレスター・ヤング。大統領こと“プレズ(プレジデント)”の愛称で親しまれたテナー・サックス&クラリネット奏者です。
本作は1938年のカンザスシティ・ファイヴのセッションと44年の演奏を収めた1枚です。
小気味良くスウィングする「Way Down Yonder In New Orleans」や「I Know That You Know」、レトロな風が吹き抜ける「I Got Rhythm」、リラックスした中でのまろやかなブロウが素晴らしい「Four O'clock Drag」、そして「Them There Eyes」ではギターで参加したフレディ・グリーンの貴重な歌声が聴けます。
レスターの卓越したテナーとクラリネットを存分に味わえる本作、バック・クレイトンのトランペットとエディ・ダーハムのエレクトリック・ギターにも注目です。カウント・ベイシー楽団黄金期の名演をお楽しみ下さい。
表ジャケは微かなコーティングすれを感じますが、シワ・ヨレは殆ど無く、ツヤも概ね良好です。さほど目立ちませんが、右上角に2センチの裂け有り。裏ジャケは取り出し口側に小さなシミが点々とみられますが、全体的には白さを保っています。底エッジの一部にコーティング剥けが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明、しっかりとしたジャケットです。
盤は極薄のヘアラインが1〜2本光にかざして微かに見える程度。音に影響するような深いキズの無いキレイな盤面です。経年による底チリ・ごくたまに軽いチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは特に無く、良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは1N/1N