UK London HA-U 2091 mono
Condition sleeve : EX / record : VG+++ / EX〜EX+
1926年にカリフォルニア州サンタローザで生まれ18歳で映画女優としてデビュー、50年代に歌手に転向し数多くの良質なヴォーカル・アルバムを残したジュリー・ロンドン。
本作は、ブルースを取り上げた1957年のアルバムです。
妖艶にスウィングする「Basin Street Blues」や「Blues In The Night」、マイルス・デイヴィスの名演でも知られる「Meaning Of The Blues」、ハスキーな声で絶妙な歌い回しを聴かせる「I Gotta A Right To Sing The Blues」に「A Nightingale Can Sing The Blues」、しっとりと丁寧に歌い上げる「Get Set For The Blues」、気怠く奔放なヴォーカルが絶品の「Invitation To The Blues」等を収録。
プロデュースはボビー・トゥループ。ラス・ガルシアの指揮による優雅でゴージャスなオーケストラを率いて録音された初期を代表する名盤です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、表も裏もコーティング剥がれ・ムケなどは無く、大変良好なコンディションです。表ジャケ天エッジ沿いに仄かな色褪せ、極々僅かなリングすれ、左下盤の痕に沿って1本の折れジワが見られますが、コーティングはツヤツヤです。裏ジャケは左下角に僅かな折れが見受けられますが、全体的には白さを保っており非常にキレイです。抜けは無く角スレも少なめです。
盤は概ねキレイなB面をEX、引っ掻きスレや線スレが散見されるA面をVG評価としましたが、いずれも音には影響しない表面的なものです。ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは特に無く底チリも少なめ。両面共に再生状態はEX以上、大変良好です。
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
外溝ラベル。FLAT厚盤。
マトリクスは3B/2B