UK London HA-G 2353 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX〜EX+
1926年にカリフォルニア州サンタローザで生まれ、18歳で映画女優としてデビュー、50年代に入り歌手に転向し、数多くの良質のヴォーカル・アルバムを残したジュリー・ロンドン。
1961年の本作は“悪女っぽさ”を打ち出した作品で、今までに無い力強いヴォーカルに凄みすら感じる「Evenin'」や「Everyday (I Have The Blues)」、妖艶でブルージーな「What's Your Story Morning Glory」や「Cheatin' On Me」、そして「Get On The Right Track Baby」やナット・キング・コールの「Send For Me」といったスウィンギーなナンバーを収録。ジミー・ロウルズによるオーケストラと、華やかなバック・コーラスが作品に彩りを与えます。
“ジュリー・ロンドン=しっとりとした歌唱”というイメージを見事に覆した本作、パンチのあるヴォーカルで絶妙な歌いまわしにもさらに磨きがかかります。彼女の圧倒的な歌唱力にあらためて驚かされる最強の1枚です。
表ジャケはコーティングに微かな黄ばみを感じますが、わずかなリングすれのみでシワ・ヨレは少なめ、ツヤも良好です。裏ジャケは少々のリングウエア、コーティング部に黄ばみ、下部に指紋汚れ有り。角スレは少なく、抜けもありません。天エッジに若干のスレが見られます。
盤は表面的なヘアライン・線スレが2〜3見られるのみ。スリキズの無い美盤です。耳障りなノイズは一切無く、底チリもあまり感じません。大変良好な再生状態です。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。溝ありラベル。
マトリクスは1B/1B