UK Parlophone PMC 1249 mono
Condition sleeve : G+ / record : EX--
１９４０年ロンドン出身のアダム・フェイス。５９年にデビューし、クリフ・リチャードと並ぶイギリスにおいて最初期のロックンローラーとして活躍したシンガーです。
全英１９位を記録した本作は、ラス・バラードやボブ・ヘンリットが在籍していたビート・グループのザ・ルーレッツを従え１９６５年４月２５日にロンドンのＥＭＩスタジオで録音されたライヴ・アルバムです。
疾走Ｒ＆Ｒ「Lady Oh Lady」、痛快ビート・チューン「Talk About Love」や「Hey Little Lovin' Girl」といったクリス・アンドリュー作のナンバーをはじめ、トミー・タッカーの「High Heel Sneakers」、ビートルズの「I Wanna Be Your Man」、チャック・ベリーの「Little Queenie」、ブルース・チャンネルの「Hey Baby」、ルーレッツの「I Can't Think Of Anyone Else」、エルヴィス・プレスリーの「Heartbreak Hotel」等のカバーを収録。
女の子の黄色い歓声が飛び交う中でのステージですが、単なるティーン・アイドルのライヴと思ったら大間違い。骨太のサウンドとシャウト系ヴォーカルで最後までノンストップで突き進む聴き応えのある１枚です。
裏ジャケに飲み物をこぼしたと思われる茶色いシミが全体に広がっており、かなり酷い状態の為Ｇ評価としました。いっぽう表ジャケは若干のリングすれ、取り出し口に少々のシミと濡れたことによるヨレ（波打ち）、エッジ沿いにシワが散見されますが、裏ジャケに比べたらまずまずの印象です。四隅の角およびエッジの所々に細かいスレ剥がれが見受けられますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は曲間溝の無いノンストップ仕様の為、紙スレ・線スレ等がやや目立ち、細かいスリキズもいくつか見られますが、大半が音に影響しない表面的なものです。若干の底チリ、Ｂ－４とＢ－５の中盤で小キズによるプチをそれぞれ６回程感じますが、迫力のライヴ音源ですので、さほど気にならない程度かと思います。ジャケはイマイチですが、再生状態は概ね良好。お買い得価格でどうぞ！
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１／１
