UK London LTZ-K 15185 mono
Condition sleeve : VG+++ / record : EX+
１９２７年米ミズーリ州カンザスシティ生まれのクリス・コナー。アニタ・オデイやジューン・クリスティらと並び、５０年代から第一線で活躍した白人女性ジャズ・シンガーです。
本作は、リチャード・ウェスがアレンジ／指揮を担当したオーケストラをバックに安定したヴォーカルを聴かせる１９５９年の作品です。
スウィンギーな「Witchcraft」や「I'll Never Be Free」、ハンク・ジョーンズのピアノでしっとりと歌う「The Lady Sings The Blues」、ハスキーな声で絶妙な歌い回しを聴かせる「When Sunny Gets Blue」、パーカッションが転がる高速チューンに仕上げられた「You Don't Know What Love Is」や「I Hear The Music Now」等を収録、アップテンポからバラードまで完璧に歌い上げたヴォーカル名盤です。
表ジャケは若干のリングすれ、右上と右下角付近にシミが見られますが、シワは少なくツヤも概ね良好です。裏ジャケは微かなリングウエア、右下エッジに黒ずみ汚れ、左上と左下の折り返し部にシミが見受けられます。コーティングに少々の変色が見られ、やや経年を感じる為ＶＧ評価としましたが、コーティング剥がれ・ムケ等は特に無く、ペラジャケにしてはまずまず良好のコンディションかと思います。抜けは無く、角スレもほんの少しです。
盤は、ラベルのヒゲは多少見受けられますが、音溝部分はほぼニア・ミントの美盤です。耳障りなノイズは一切無く、底チリもあまり感じません。大変良好な再生状態です。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しペラジャケ。
溝有りラベル。
マトリクスは１Ｂ／１Ｂ
