UKオリジナル盤専門の中古レコード店

店長日記

画像: ペーパー・ドールス

ペーパー・ドールス

2013年04月26日

初めてこのジャケを見たときの衝撃は忘れられない
キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』のジャケを
見たときの衝撃とはちと違う驚きである

「この3人、大丈夫?」的な女の子たち
多分この子達、自ら好んでこんな衣装着たワケじゃないんだろうなぁ
しかも中央の女の子、なんか老けているんですけど・・・


彼女たちはペーパー・ドールスという3人組
パイ・レーベルで数々のシングルをリリースし
1968年には唯一のアルバムも残しております
これはそのアルバムのジャケ写真です

で、このアルバム
ブリティッシュ・ソフトロック界における重要人物である
トニー・マコウレイがプロデュースしているのです
ファウンデーションズやフライング・マシーン、ピケティウィッチ等を手掛け、完成度の高い名曲を提供している人なので
彼の名を知る人は、思わず身を乗り出してしまうかもしれませんね

気になる内容は
期待を裏切ることなく、とびっきりのポップスがギュッと詰まった
ステキなアルバムに仕上がっています
決して歌が上手いとは言えない彼女たちですが
キュートな声質は内容にとてもマッチしています

ガール・ポップの宝庫のパイ・レーベル
ブレイカウェイズやジュリー・グラントなど
数々の名曲を持ちながらもアルバムをリリースすることなく
シングルのみで消えていった人達が多い中
唯一であったとしても、アルバムをリリースしたペーパー・ドールス
あっぱれだと私は思います


それにしてもこの強烈なジャケ・・・
イギリス人と日本人は美的感覚が違うのでしょうか
裏ジャケの3人の写真の方がよっぽどマシ(もとい、可愛い)と
私は思うのですが・・・


・・・ということで
このペーパー・ドールス、なかなかの美品で入荷しましたので
土曜日にはアップ出来ると思います
裏ジャケももちろん載せますので
是非チェックしてみて下さいね







































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