UKオリジナル盤専門の中古レコード店

店長日記

音楽に駄作なし!

2013年02月18日

昨夜は職場の人たちと飲みに行きました。
職場の飲み会というと、無礼講と言いつつも上下関係があったりして
イマイチ気が乗らないというか酒がマズイというか
私はあまり好きではないのですが、
今回は気のおける“仲間”だけ8人ほどの小さな会だったので
とても楽しい充実した時間を過ごすことが出来て
酒も料理も美味しいこと美味しいこと!
至福のひとときでした。

・・・ここまで書いて
「おや、音楽にも同じことが言えるのでは?」と思いました。

何度も何度も擦り切れるほど聴いているお気に入りのレコードがあったとします。
でもそれって、何時いかなる時に聴いても良いって訳ではないですよね。
ちょっと気分じゃない時に聴いたらそれ程でも無かったりします。

逆に、全然良くなくて棚の奥に追いやっていたレコードを
ふと取り出して聴いてみたらものすごく良かった・・なんてことありませんか?

はたまた、レコード屋で流れていた音楽に魅せられて即買いし、
ウキウキで帰って早速聴いてみたら・・
「あれ?店で気に入った曲はどれだっけ?」
みたいな経験ありませんか?

実は私はこんな経験しょっちゅうです。
どうやら音楽にはそれぞれ役割があるようです。

楽しいときに聴いて良さを発揮する曲。
哀しいときにこそ聴いて良さが解る曲。
年齢を重ねることで身に沁みる曲・・・。

そう考えてしまうと、どんな音楽にも輝く時があるということです。
世の中には、高額で取引されているレア盤があったり、永遠の名盤があったりしますが
その一方で、百円とかで投げ売りされている“カス盤”があるのも実情です。
でもそんな“カス盤”でも輝く時があるのではないか?と思うわけです。

つまらない曲だなぁ・・・と思っても、
少なくとも、それを作った人は魂を込めているわけですし
その曲がいつか輝いて、聴く者を心地よくさせてくれるのではないか・・・と思ってしまうわけです。

ここで今回のタイトル「音楽に駄作なし!」に繋がるわけですが、
こんなコトばかり考えているから
私の部屋のレコードは減ることなく
山積みになる一方なんでしょうね。







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