大塚レコード

UK Fontana STL 5470 stereo
Condition sleeve : EX- / record : EX-


マンフレッド・マン（オルガン）、マイク・ハグ（ドラムス／ヴィブラフォン）中心に結成されたブリティッシュ・ロック・バンドのマンフレッド・マン。
本作は１９６８年にリリースされた事実上のラスト・アルバムです。
全英１位／米１０位を記録したボブ・ディランの「Mighty Quinn」、英４位のトニー・ハザード作「Ha! Ha! Said The Clown」といった大ヒット・シングルをはじめ、軽快にかっ飛ばすＲ＆Ｒ「Happy Families (with Eddie ''Fingers'' Garvey」、メランコリックなバロック・ポップ風の「Everyday Another Hair Turns Grey」、コーラスが冴える美しいハーモニー・ポップ「It's So Easy Falling」や「Cubist Town」、スキャットを織りまぜたヒップなジャズ「Happy Families (with Ed. Garvey & The Trio)」、高揚感に満ちたキャッチーなビート・ポップ「Each And Every Day」等を収録。
６６〜６８年にかけて録音された楽曲で構成された本作ですが、寄せ集め的な印象は皆無。架空のシンガー ''ガーヴィ'' を随所に散りばめたコンセプト・アルバムに仕上げてしまう卓越した才能とセンスにビックリです。無駄な曲一切ナシのソフト・サイケ大名盤、彼らの最高傑作です。


両面フル・コーティングのジャケットです。
表ジャケはやや多めのリング／コーティングすれ、左上角付近に複数の長いヨレジワ、左下角付近に２本のヨレジワが見られますが、エッジ沿いのシワは少なめでツヤもまずまず良好です。裏ジャケは若干のリング／コーティングすれ、右上角付近に長いヨレジワ、エッジ沿いに薄汚れ＆シミ汚れが散見されますが、全体的には白さを保っています。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレ・ヘアラインが光にかざすと仄かに散見される為ＥＸ－としましたが、音に影響するような深いキズはありません。ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切無く底チリも少なめ。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスは１Ｙ//４、２Ｙ//２
インナースリーヴに仄かな黄ばみ＆シミ有り。