大塚レコード

UK Penny Farthing PELS 506 stereo
Condition sleeve : EX-〜EX / record : EX〜EX+


ウルトラ・レア！　正式発売されなかったゲイリー・ベンソン幻の１ｓｔアルバムです！

ロンドン生まれのシンガーソング・ライター、ゲイリー・ベンソン。７３年よりＡＯＲ界で活躍する彼ですが、本作はそれより遡って１９７０年にリリースされる筈だった幻の１ｓｔです。
目玉は何と言ってもジョージィ・フェイムが歌った「Going Home」の本人によるオリジナル・ヴァージョンが聴けることなのですが、アルバム通して捨て曲は一切ナシ。彼のピュアで瑞々しい感性が溢れ出た素晴らしい世界が広がっています。　
管弦楽ストリングスとホーンを効果的に使った英国の香り溢れる本作、気品さえ感じる「Seasons」や「Holly」、「Charlestown」、ピアノ主体の感動的なバラード「The Reunion」等、''英国のジミー・ウェッブ'' と言われるのにも納得です。フリー・ソウル風の「Shy Girl」や、アップ・テンポの「I'm Not Hungry」といったナンバーでもどこか叙情的で切ないエッセンスが漂います。
ＳＳＷ〜ＡＯＲ〜ソフト・ロック・・・あらゆる音楽ファンに聴いてもらいたい本作。何故発売されなかったのか全く理解出来ない、優しさと温もりに満ち溢れた英国産ポップの大名盤です。


両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏も微かなリング／コーティングすれ、エッジ沿いにヨレジワや細かいシワが散見されますが、ツヤは概ね良好です。表ジャケ左上角に若干の剥がれ・ムケ、天エッジ沿い中程にやや長いヨレジワ、右上角付近に軽い折れ、左下背表紙沿いに小さなコーティング浮き、裏ジャケ天エッジ沿いに仄かな黄ばみと中程にごく僅かなムケ、左上角付近に太いコーティングじわが見られます。四隅の角に少々のスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極薄の紙スレや線スレが光にかざして一部に微かに見えるのみ。両面共にキレイな盤面で、ラベルのヒゲも２〜３本です。Ａ１のイントロで砂キズによるプチを７回、Ｂ４ラストで小キズ（スレ）による８回の軽いプチをはじめ、ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く底チリもわずか。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。両面フル・コーティング・ジャケット。
マトリクスは１Ｙ//１、２Ｙ//１