大塚レコード

UK Mercury MMC 14041 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX


１９３０年米デラウェア州生まれのトランペット奏者、クリフォード・ブラウン。
１９２４年ノースカロライナ州出身のジャズ・ドラマー、マックス・ローチ。
本作は、５４〜５６年にかけて Emarcy に吹き込んだ２人の共演の数々で構成されたＵＫ独自の編集盤、１９６０年の作品です。
ソニー・ロリンズが参加した「What Is This Thing Called Love」「The Scene Is Clean」「Gertrude's Bounce」をはじめ、穏やかなアンサンブルを聴かせるブラウンの自作曲「Joy Spring」、軽快に疾走する「Take The A Train」や「Parisian Thoroughfare」、ミッドナイトな雰囲気漂うブルース「Jordu」等を収録。
ハロルド・ランド or ソニー・ロリンズ（テナー・サックス）、リッチー・パウエル（ピアノ）、ジョージ・モロウ（ベース）といった豪華な顔ぶれが集結。気心知れた面々による息の合った演奏を楽しめる１枚です。


表ジャケは黒が基調の為ややリング／コーティングすれが目立ちますが、エッジ沿いのシワやヨレ感は少なめです。裏ジャケは左上角に折れ・ムケ等の軽いダメージ、ジャケ周囲にうっすらとした黄ばみやスレ汚れが散見されます。天エッジに４センチの割れ、四隅の角および底エッジの所々に剥がれが散見されます。全体的に経年／使用感有りの為ＶＧ評価としましたが、背文字は鮮明です。
盤は４〜５本のヘアラインやごく僅かな表面スレが光にかざして微かに見える程度。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイな盤面です。極々たまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切無く底チリもわずか。大変良好な再生状態です。

ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは１Ｎ／１Ｎ