大塚レコード

UK Decca LK 4689 mono
Condition sleeve : VG / record : EX- (A-7 : VG)


ＵＫオリジナル盤、ＶＧ特価です！

１９４６年ロンドン・ハムステッド生まれのマリアンヌ・フェイスフル。ローリング・ストーンズのマネージャーだったアンドリュー・ルーグ・オールダムに見出されデビュー。当時の英国ではダスティ・スプリングフィールドやルル、シラ・ブラック等のガール・ポップ旋風が吹き荒れていましたが、マリアンヌの清楚で翳りのあるヴォーカルはそれらとは一線を画すものでした。
１９６５年の本作は、ポップ・シンガーとしての彼女をコンセプトに制作されたセカンド・アルバムです。
ミック・ジャガー＝キース・リチャード＝アンドリュー・ルーグ・オールダム共作のデビュー曲「As Tears Go By」、ジャッキー・デシャノンの「Come And Stay With Me」といったヒット・シングルをはじめ、バカラックの「If I Never Get To Love You」、トニー・ハッチの「Down Town」、レノン＝マッカートニーの「I'm A Loser」等のナンバーを清らかに歌います。ポップな曲もさることながら、英国特有の物哀しさを感じるドラマティックな「Time Takes Time」や、ハープシコードやフルートを基調とした「He'll Come Back To Me」や「Paris Bells」等も秀逸。
気品あるサウンドと彼女のヴォーカルが絶妙にマッチした傑作です。


ジャケ周囲４辺ともに変色したテープ痕が見られる為ＶＧとしましたが、表ジャケはさほど目立たない感じです。右上にコーティング浮き、エッジ沿いに細かい黄ばんだシワが散見されますが、コーティングのツヤは概ね良好です。裏ジャケはテープ痕がかなり目立ちます。経年／使用感大ですが、抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤は７ミリ程のキズが見られるＡ－７のみＶＧとしました（画像参照）。キズは右上がりのもので７回のプチが出ますが、当店のプレーヤーでは針飛びはありませんでした。全体的には薄い表面スレ・数本のヘアライン・線スレが光にかざして見える程度。微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く、快適に再生します。

ＵＫオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
溝有りラベル。
マトリクスは２Ｋ／１Ｋ
インナー・スリーヴにスタンプ有り。