UK London LTZ-K 15147 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX〜EX+
1927年イリノイ州シカゴ生まれのアルト・サックス奏者、リー・コニッツ。 本作は、彼と同じくレニー・トリスターノ門下生の面々と吹き込んだ1957年作で、ピッツバーグにあるミッドウェイ・ラウンジでのライブ録音です。
小気味良いテンポでスウィングする自作曲「Straightaway」、黄昏感漂う美曲「You Go To My Head」、英国生まれのベーシスト、ピーター・インドのソロが存分に堪能できる「Pennies In Minor」、リーのふくよかな音色と、ビリー・バウアーの温もりのあるギターの旋律が溶け合う「Easy Livin'」等、やわらかで歌心溢れる演奏が素晴らしい作品です。唯一残念なのは、編集が若干雑なこと。尻切れトンボで終わるナンバーがいくつかあります。音質がしっかりしているだけに悔やまれますが、名演であることには間違いありません。
表ジャケは微かなリングすれ、取り出し口に薄汚れ、左下角に殆ど気付かない小さなシミが見られますが、シワは少なくコーティングも良好です。 裏ジャケは、折り返し部ふちと取り出し口に薄汚れ、右下角に微かなシミ、周囲に黄ばみをほんのり感じますが、ツヤは非常に良好です。抜けは無く、角スレも少なめ。 EXにマイナスを付けましたが、ペラジャケにしてはかなり良好の部類かと思います。ペラジャケにありがちなコーティング剥がれもナシです。
盤は、音に影響しない表面的な線スレが数本微かに見受けられますが、スリキズ等は無く、両面共にキレイな盤面です。 耳障りなノイズは無く、経年による底チリも軽め。とても良好な再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング・ペラジャケ。
マトリクスは1B/1B
インナー・スリーブも良好です。