UK Columbia 33CX 10018 mono
Condition sleeve : VG++ / record : EX
1927年ペンシルヴァニア州フィラデルフィア出身のサックス奏者、スタン・ゲッツが、55年の8月に西海岸のハリウッドで吹き込んだ傑作です。コンテ・カンドリ(tp)、ルー・レヴィ(p)、ルロイ・ヴィネガー(b)、シェリー・マン(dr)といった、ウエストコースト・ジャズを代表する面々が集結しています。
リラックス・ムードの「East Of The Sun」、ゲッツの緩やかなアドリブがグルーヴィーな「Suddenly It's Spring」、ビ・バップの第一人者、ディジー・ガレスピーの「Night In Tunisia」、憂いを帯びたゲッツの音色に酔いしれる「Summertime」、コンテ・カンドリのソロが圧巻の高速チューン「Shine」等、聴きどころ多し。
決して力むことなく、流麗でクールな演奏を堪能できる名盤です。
表ジャケは若干のリングすれ、背表紙にほんのり黄ばみとシワ少々、取り出し口右下に小さなコーティング剥がれが見られます。裏ジャケも若干のリングすれ、右上折り返し部に小さなめくれが見られます。取り出し口下方にコーティングが剥がれそうになっている箇所有り。ダメージに弱いフル・コーティングのペラジャケにしては、まずまず良好のコンディションと言えます。抜けはありません。
盤は、表面的な薄いスレ・紙スレが少し見られる程度で、スリキズ等は無い美盤です。経年による若干の底チリ、時折軽いチリプチを感じる箇所はありますが、再生状態は概ね良好です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
マトリクスは1N/1N