UK HMV CLP 1351 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX
1927年ペンシルベニア州フィラデルフィア出身のスタン・ゲッツ。40年代から第一線で活躍するサックス奏者です。
本作は、当時北欧に住んでいた彼が地元で活躍するミュージシャン達と吹き込んだアルバム。1958年8月&9月、スウェーデンのストックホルムでの録音です。
クルト・ヴァイル作の名スタンダード「Speak Low」をはじめ、粋にスウィングするガーシュウィンの「They Can't Take That Away From Me」や、ジミー・ヴァンヒューゼンの「Like Someone In Love」、軽快に疾走する「Bengt's Blues」に「Honeysuckle Rose」等を収録。
ラース・グリン(バリトン・サックス)、ベニー・ベイリー(トランペット)、オキ・ペルソン(トロンボーン)、ベンクト・ハルベルク、ヤン・ヨハンセン(ピアノ)、グナー・ヨンソン(ベース)、ウィリアム・ショッファ(ドラムス)等の面々が参加。地元のミュージシャン達のクールな演奏とゲッツのホットなテナー・サックスが見事に調和した名演奏です。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、右下角に4ミリの裂けが見られますが、エッジ沿いのシワは少なめ。ヨレ感も無くしっかりとしています。裏ジャケはうっすらとしたスレ汚れや細かなシミ汚れがまばらに散見されますが、剥がれや書き込み等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はうっすらとした表面スレがデッドワックスに散見されますが、音溝部分はほんの僅かなヘアラインが微かに見えるのみ。音に影響するような深いキズはありません。極々たまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切無く底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-2N/B-2N
マザー番号:スタンパー・コードは 1:R / 1:R