UK A&M AMLS 2002 stereo
Condition sleeve : EX / record : EX
1927年リオデジャネイロ出身のアントニオ・カルロス・ジョビン。ボサノヴァの創始者の一人とも言われるブラジルを代表する作・編曲家/ミュージシャンです。
1967年の本作は、彼の最高傑作なだけでなくボサノヴァのインスト作品の中でも最高峰と言われている1枚で、全米JAZZチャートでも5位を記録しました。
不朽の名曲「Wave」を筆頭に、軽やかな「The Red Blouse」、ロマンティックに時を刻む「Batidinha」、流麗なジョビンのピアノに心洗われる「Trieste」、エレガントなワルツ調「Mojave」、黄昏時に静かに耳を傾けたい「Dialogo」、唯一のヴォーカル曲「Lamento」等を収録。品格に満ちたストリングスとアレンジはクラウス・オガーマン、エンジニアはルディ・ヴァン・ゲルダーが担当しています。
すべて自作曲で構成、ボサノヴァの美しさをここまで味わえる作品は他には無いのでは? 捨て曲は一切ナシ、夢の中を彷徨っているかのように心地良い大名盤です。
表ジャケは微かなリング/コーティングすれ、取り出し口側に2本のコーティングじわ、エッジ沿いに細かいシワがいくつか散見されますが、ツヤは概ね良好です。裏ジャケは折り返し部ふちや背表紙沿い中程に黄ばみ汚れが見受けられますが、書き込みや剥がれ等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレもほんの少しです。
盤はほんの僅かな紙スレやヘアライン等の表面スレが光にかざして微かに見受けられる程度。両面とも音に影響するようなキズはありません。鑑賞の妨げになるような酷いノイズは一切無く、底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
凸ラベルですので恐らく70年代に入ってからのプレスかと思われますが(UK初版はFLATラベル)、マトリクスは1でジャケも折り返し仕様です。オススメのコンディション、是非この機会にご検討下さい!
UK盤。コーティング折り返しジャケット。
透赤盤。
マトリクスはA-1/B-1