UK Verve SVLP 9115 stereo
Condition sleeve : VG+++ / record : VG++
1927年リオデジャネイロ出身のアントニオ・カルロス・ジョビン。ボサノヴァの創始者の一人とも言われるブラジルを代表する作・編曲家/ミュージシャンです。
1963年にニューヨークで録音された本作は、ジョビン初の自作自演盤で、ボサノヴァ・インストのお手本とも言える1枚です。
「The Girl From Ipanema(イパネマの娘)」「Agua De Beber(おいしい水)」「Insensatez」「Corcovado」「One Note Samba」「Meditation」「Jazz Samba」「Desafinado」等々、お馴染みの代表曲をピアノとギターで奏でます。気品あるストリングスはクラウス・オガーマンが担当、ボサノヴァには欠かせないフルートとトロンボーンを効果的に使っています。
無駄な曲が一切無い不朽の大名盤、心地良い極上のひとときをお約束します。
表ジャケは微かなリング/コーティングすれ、右下角に折れジワが見られますが、エッジ沿いのシワは少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケは取り出し口&背表紙沿いに黄ばみ汚れがうっすら散見されますが、書き込みや剥がれ等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はデッドワックスにやや多めの表面スレ、音溝部分にヘアラインや紙スレ・線スレが散見される為VG評価としましたが、大半が音には影響しない表面的なものです。B6イントロで ''チッ'' という5回の軽いノイズをはじめ、時折軽微な単発プチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特に無く、底チリも少なめ。再生状態は概ねEXクラス、両面共に良好です。
各面の導入溝部分(1曲目が始まる前の無音部)で、ほんの一瞬 ''サッ'' というノイズ(B面は加えて4回のプチ)を拾います。
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
無地のザラ紙インナースリーヴです(片サイドに抜け有り)。