UK Verve VLP 9180 mono
Condition sleeve : VG+ / record : EX
1931年ブラジル・レシフェ生まれのワルター・ワンダレイ。ボサノヴァ・オルガンの第一人者です。
本作は、オルガン・トリオにパーカッションが加わった編成での1967年作です。
ひんやりとしたジャズ・サンバ「Cheganca」、アントニオ・カルロス・ジョビンの「Agua De Beber(おいしい水)」、ルイス・ボンファの「O Ganso」、ロベルト・メネスカルの「Mar Amar」、カルロス・リラの「Voce E Eu」、マルコス・ヴァーリの「Amor De Nada」といったグルーヴィーなボサ・スタンダードをはじめ、エレガントなピアノが心地良い「Here's That Rainy Day」や「Take Care Of My Heart」、洗練されたボサ・チューンにアレンジされた「A Man And A Woman」等を収録。
スタイリッシュでクールなナンバーがズラリと並んだラテン・ラウンジ・ジャズの名盤です。
表ジャケは微かなリングすれ、右上角に丸シール剥がし痕、天エッジ沿い中程にテープ剥がし痕(浮き)、左上盤の痕に沿って複数のビット状の細かいキズ、エッジ沿いにコーティング浮きを伴ったヨレジワが散見されますが、ヨレ感は少なくツヤも概ね良好です。裏ジャケは左上に5センチ角のステッカー剥がし痕(表面の浮き・ステッカーの残留物・ごく僅かな剥がれ)が見受けられます。四隅の角に少々のスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は極々僅かな紙スレやヘアラインが光にかざして微かに見えるのみ。両面共に目立つスレ・スリキズの無いキレイな盤面です。A4でヘアラインによる ''チッ'' を感じますが、まず気にならないレベルの微かなものです。耳障りなノイズは一切無く、底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
英国プレスは大変希少です。UK盤ならではのクリアーな音質でお楽しみ下さい!
UKオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスはA-1/B-1
インナー・スリーブに小さな書き込み有り。