UK Fontana FJL 123 mono
Condition sleeve : EX- / VG++ / record : EX--
イギリスをはじめヨーロッパ各国でリリースされたフォンタナ美女ジャケ・シリーズ。
本作は ''白人テナーの最高峰'' と称されたサックス奏者、ズート・シムズ編です。
英国ロンドンの名門クラブ ''ロニー・スコット'' で行われたライヴ音源を収めた2枚のアルバム『Zoot At Ronnie Scott's (TFL 5176)』と『Solo For Zoot (680 982 TL)』からの選曲ですので、2作品とも所有している方は要注意です。
前者からは「Love For Sale」「Gone With The Wind」「Desperation」、後者からは「Stompin' At The Savoy」「Somebody Loves Me」「Autumn Leaves」を収録。いずれも違和感ない程度に短く編集されています。
ロニー・スコット(テナー・サックス)、ジミー・デューカー(トランペット)、スタン・トレイシー(ピアノ)、ケニー・ナッパー(ベース)、ジャッキー・ドゥーガン(ドラムス)といった名手達が集結、1961年11月の名ライヴです。
表ジャケは微かなリング/コーティングすれ、右上角にコーティング浮きを伴ったヨレ(折れ)ジワ、底エッジ沿い中程に少々のコーティング浮き、エッジ沿いに細かなシワが散見されますが、ヨレ感は少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケは白さを保っていますが、左下角周辺に極薄のシミ、あちこちにスタンプが散見される為(9箇所)、裏面のみVG評価です。四隅の角に若干のスレ剥がれ・ムケが見られますが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤はデッドワックスや導入溝に砂紋のようなビニール痕、音溝部分に薄いヘアラインや線スレがチラホラ散見される為EXにマイナス2つ付けましたが、殆どが音には影響しない表面的なものです。微かな底チリ・ごくたまに軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、鑑賞の妨げになるような酷いノイズは特にナシ。再生状態は両面共にEX、英フォンタナならではの鮮やかなサウンドをお楽しみいただけます。
UKオリジナル盤。片面コーティング・ジャケット。
Textured内溝ラベル。
マトリクスは1L▽1/2L▽1