UK Capitol T 1290 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX-
１９２０年米ノース・ダコタ州出身のペギー・リー。ＳＰ盤時代の４０年代から数多くの作品を吹き込んだ大御所女性ヴォーカリストです。
本作はブロードウェイ・ミュージカルの楽曲をラテン〜アフロ・キューバンにアレンジした１枚、１９６０年の作品です。
『マイ・フェア・レディ』でお馴染みの「On The Street Where You Live」や「I Could Have Danced All Night」、『カン・カン』の「I Am In Love」と「C'est Magnifique」をはじめ、チャチャチャのリズムを取り入れた「Heart」に「The Surrey With The Fringe On Top」、温もりあるギターをバックにハスキーな声で歌い上げる「The Party's Over」、爽快に疾走する「I Enjoy Being A Girl」等を収録。
キレのあるホーンに軽やかなフルート、ご機嫌なチャカポコ・パーカッションが心地良いひとときを演出。ジャック・マーシャルのアレンジ・センスが光るラテン・ヴォーカルの名盤です。
表ジャケは若干のリング／コーティングすれ、中央縦に複数の折れジワが光にかざすと散見されますが（画像参照）、エッジ沿いのシワは少なめでツヤも概ね良好です。裏ジャケは折り返し部ふちに薄汚れ、下方に小さなシミが見受けられますが、剥がれや書き込み等はありません。抜けは無く背文字も鮮明、角スレも少なめです。
盤はうっすらとした表面スレや紙スレがまばらに散見される為ＥＸ－としましたが、音に影響するような深いキズはありません。経年による微かな底チリ・時折軽微なチリプチを感じる箇所はありますが、耳障りなノイズは一切ナシ。再生状態はとても良好です。
※英国プレスはＵＳ盤より１曲少ない１１曲入りです。
ＵＫオリジナル盤。コーティング折り返しジャケット。
マトリクスは４Ｎ／１Ｎ
インナースリーヴは後に差し替えられたものです。
