UK Vogue LAE 12109 mono
Condition sleeve : VG+ / VG / record : EX
MEGAレア、UK初版です!
1929年オクラホマ州生まれのチェット・ベイカー。ウエスト・コーストを代表するトランペット奏者です。
本作はビッグバンドを率いての録音、1956年10月に行われた2つのセッションで構成されています。
粋で晴れやかにスウィングするガーシュウィンの「A Foggy Day」、滑らかに走るようなチェットのトランペットが素晴らしい「Mythe」、それぞれのソロも絶好調、軽快なアンサンブルを聴かせる「Not Too Slow」や「Phil's Blues」、優雅で気品あるバラード「Worrying The Life Out Of Me」に「Darn That Dream」、心地良いグルーヴの「Tenderly」等を収録。
アート・ペッパー、バド・シャンク(アルト・サックス)、ビル・パーキンス、フィル・アーソ(テナー)、コンテ・カンドリ(トランペット)、フランク・ロソリーノ(トロンボーン)、ボビー・ティモンズ(ピアノ)、ジミー・ボンド(ベース)、ローレンス・マラブル(ドラムス)をはじめとする名手達が参加。ビッグバンドと言っても大所帯では無い為、各パートのプレイをじっくりと味わえるのが本作の魅力。西海岸の空と海を感じさせる爽快な演奏が楽しめる名盤です。
両面フル・コーティングのペラジャケです。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、取り出し口沿いに少々のコーティング剥け、右上角付近に接着剤汚れが見られますが、シワは少なめでツヤもまずまず良好です。裏ジャケは取り出し口ほぼ全体から背表紙中程に向っての広範囲三角形にコーティング剥がれが見受けられますが、それ程目立たない感じです。左上に黒ペンの書き込み、左下取り出し口にコーティング剥け、背表紙沿いに黄ばんだ細かいシワがいくつか散見されます。四隅の角にスレ剥がれ有りですが、抜けは無く背文字も鮮明です。
盤は表面的な薄いヘアラインや線スレが光にかざしていくつか見受けられるのみ。両面とも音に影響するようなキズの無いキレイな盤面です。耳障りなノイズは一切無く、底チリもわずか。再生状態はEX+、大変良好です。
A面ラベルに僅かな剥がれ有り。
滅多に見かけることのない大変貴重な英国プレスです。ジャケは傷んでいますが盤質良好、是非このチャンスをお見逃しなく!
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
溝有りラベル。
マトリクスは2B/1B