UK Contemporary LAC 535 mono
Condition sleeve : EX- / record : EX
1931年テネシー州生まれのフィニアス・ニューボーン・ジュニア。''アート・テイタムの生まれ変わり'' とも言われた驚異的なテクニックを持つジャズ・ピアニストです。
本作は、61年10月16日のポール・チェンバース(ベース)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラムス)とのセッションをA面に、同年11月21日のサム・ジョーンズ(ベース)、ルイス・ヘイズ(ドラムス)との演奏をB面に収めた作品です。
ダイナミックなアンサンブルを展開するチャーリー・パーカーの「Cheryl」や、クリフォード・ブラウンの「Dahoud」、ソニー・ロリンズの「Oleo」、ラテンのリズムを取り入れたディジー・ガレスピーの「Manteca」、ビリー・ストレイホーン作の流麗なバラード「Lush Life」、ホレス・シルヴァー作の粋なスウィング・チューン「Juicy Lucy」、リロイ・ヴィネガーの気品に満ちたワルツ「For Carl」等を収録。
彼の個性溢れるタッチが際立つピアノ・トリオ名盤です。
両面フル・コーティングのジャケットは、表も裏も若干のリング/コーティングすれ、取り出し口沿いに薄汚れ、背表紙沿いに白くなったシワが散見されますが、コーティング剥がれ・ムケ等は無く、ツヤも概ね良好です。裏ジャケの折り返し部ふちに黒ずみ汚れ、左上折り返し部にヨレジワが散見されます。抜けは無く背文字も概ね鮮明、角スレも少なめです。
盤は極薄の紙スレや線スレ等の表面スレが光にかざして微かに見える程度。両面共にキレイな盤面です。A3中盤の2箇所で3〜4回のプチを感じる箇所がありますが、いずれも非常に軽いもの。耳障りなノイズは特に無く、経年による底チリもわずか。大変良好な再生状態です。
UK盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
溝有りラベル。
マトリクスは1B/1B