UK Decca LF 1243 mono
Condition sleeve : G++ / record : VG++
激レア、英国の歌姫リタ・ローザの10インチ盤です!
1926年リヴァプール生まれのリタ・ローザ。テッド・ヒース楽団の専属歌手としても活躍した彼女、50年代初頭から数々の作品をヒット・チャートに送り込んだ英国が誇る女性シンガーです。
本作はトニー・キンゼイ・カルテットを率いて録音された1955年の10インチ盤です。
小気味良くスウィングする「That Old Black Magic」、心地良いバックにのせてしっとりと歌い上げる「Guilty」や「Don't Worry 'Bout Me」、「The Nearness Of You」、丁寧で弾むようなヴォーカルを聴かせる「You'd Be So Nice To Come Home To」、聴く者を優しく包み込むように唄う「You'll Never Know」等を収録。
トニー・キンゼイ(ドラムス)、ジョー・ハリオット(アルト・サックス)、ビル・ル・サージュ(ピアノ/ヴィブラフォン)、エリック・ドーソン(ベース)の一流ミュージシャンによる演奏はジャズ・ファンも必聴。静かな夜にじっくりと味わいたい極上ヴォーカル名盤です。
両面フル・コーティングのペラジャケは、残念ながら傷みが多く見られます。
表ジャケは若干のリング/コーティングすれ、取り出し口にコーティング剥がれ・ムケ、背表紙沿いに細かいシワや剥がれが散見されますが、ツヤはまずまずです。裏ジャケは右上折り返し部の欠損、左上折り返し部および取り出し口にコーティング剥がれ・ムケ、ヨレが見受けられます。底に1.5センチの亀裂有りですが、抜けてはいません。
盤はA1にスレ、A3から4にかけて2本の線スレ、B1に浅いスリキズが見られますが、見た目それ程悪くはない盤面です。A1ラストからA2イントロにかけて数回のプチ、B1でスリキズによるチリプチ、目視では殆ど気付かない粒状の小キズが点在するB3で若干のチリプチを感じる為VG評価としました。経年による底チリ・時折軽微なチリプチを感じますが(特にB面)、全体的には概ね快適に再生します。
VGお買い得価格です。多少のノイズやジャケの見た目は気にされないという方、ご検討下さい!
UKオリジナル盤。両面フル・コーティング折り返しペラジャケ。
FLAT盤。内溝ラベル。
マトリクスは1A/2A